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去り行く一切は、比喩に過ぎない。
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商業施設名称の栄枯盛衰
2019/01/31(Thu) 07:35:12
東京は開発ラッシュである。


オフィスはもちろんのこと、大規模な商業施設がどんどん生まれていますが、
最近の商業施設の名前ってみんなどれも似てない?みたいに思うわけです。
ヒカリエとかソラマチとか、5文字くらいまでの日本語っぽい単語を
カタカナ(もしくはアルファベット)で表記するみたいな。

同じことを思っている人は居るもので、
2014年にデイリーポータルでこんな記事が出ていました。
商業施設名が「ヒカリエ」化している。
https://dailyportalz.jp/kiji/140612164360

日本語ネームは200X年の後半から増えてきたようです。

この記事から5年経った今、商業施設のネーミングはどのような局面を迎えているのか、
調査結果をご報告します。


【ニホンゴカタカナネームの勢いは健在】
大手町ホトリア(2016) :皇居外苑濠「ほとり」+場所を表す名詞語尾「ia」
マチノマ大森(2018) :「街の間」 街の萬屋の機能と「茶の間」が融合
渋谷フクラス(2019) :「膨らす」 渋谷で自分らしくクラスことで得られる幸福を膨らませていく
ハレザ池袋(2020) :ハレの場の「ハレ」+人が集まる場所・劇場の「座」

最早すっかり定着した感のある命名方法です。
数が増えすぎてどこが何やら分からなくなっている感じもしますが、
やはり少しでも日本語っぽい方が覚えやすく親しみやすいと考えられているのでしょう。
こういう名前、新潮流のホテルとか、催し物にも多いですよね。

名詞語尾「ia」は有楽町イトシア(2007)でも使われています。愛しい+iaです。


【渋谷は英語の街である】
渋谷キャスト(2017) :「cast」 配役、役を割り当てる Cat Streetともかけている
渋谷ストリーム(2018) :「stream」 渋谷川の流れ、新たな次代の流れ
渋谷ブリッジ(2018) :「bridge」 多世代・異文化の橋渡し、渋谷と代官山の橋渡し
渋谷スクランブルスクエア(2019) :交流・混じり合う「SCRAMBLE」+街区・広場「SQUARE」

大規模再開発現場が林立する渋谷。
駅に行くたびに通路が変わっていることでもおなじみです。
2017年から毎年新たな施設が誕生していますが、
どれも比較的分かり易い英語を使っているところがポイント。
かと思っていたら、「渋谷フクラス」が登場して一気に脱力しました。ふくらすなや。

1/15には南平台再開発の名前が「渋谷ソラスタ」だということも判明し、
英語の街説は風前の灯です。

私「渋谷スクランブルスクエアって、略称はスクスクかな?」
妹「渋スクじゃないの」
というやりとりがありました。


【なんとなく懐かしい】
東京ガーデンテラス紀尾井町(2016)
東京ミッドタウン日比谷(2018)

恵比寿ガーデンプレイスとかランドマークタワーみたいな、
90年代の終わりを感じる比較的ストレートな名前です。
六本木の方の東京ミッドタウンは「山の手と下町の中間地点」という意味があったみたいですが、
日比谷の方は果たして…?


【潔くて好き】
GINZA SIX(2017):銀座6丁目/5つ星を超える“6つ星”/“第6感に訴える”

建物としてのボリュームの大きさ、居並ぶテナントのラグジュアリーさ(なので庶民が入る店はない)、
そしてその名前のインパクトで開業当時大きな話題となったギンザシックス。
こうして並べてみても、最近の流行りとは一線を画すネーミングです。
シンプルながら力強さがあって私は好き。
音節数が少なく、単語の意味がすぐ分かる。でも、由来はすぐには分からず「なんだろう?」と興味を惹く。
こういう名前を付けられる人になりたいですね。
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