troubadour ： 吟遊詩人 2007/10/27(Sat) 21:52:16

ニンテンドーDS用ソフト
『遊戯王デュエルモンスターズ ナイトメア トラバドール』を手に入れた。
ニコニコ市場では既に400本近い本数を売り上げた人気ソフトである。

内容は噛み砕いていえばデュエルして勝ちまくれ、以上！というゲームだ。
同時購入した攻略本を覗き見る限り一応ストーリーがあるようなのだが、
そのストーリーも多分デュエルに勝たないと進まないので
この説明は実に端的かつ的確なものだといえるだろう。
説明書は読んだのだが肝心のデュエルのルールは複雑過ぎてよく分からなかった。
習うより慣れろの精神で、いざ、電源をONにする。

ソフトが差さっていないと言われる。ええええー

一回抜いて差し直したら認識してくれた。全く、ハラハラさせやがって！
しょっぱなから主人公を差し置いて登場する瀬人様やら
名前をガチで本名で入力するという恥ずかしい行為なんかを交えつつ、
無事遊戯んちのゲーム屋でデュエルディスクと初期デッキを入手。
目指すはキングオブデュエリストだ。
ちなみに遊戯はここまでで一度も登場しない。

とりあえず同ゲーム屋にて、
チュートリアルを全て吹っ飛ばし、詰めデュエル
（与えられた状況で1ターン以内に勝利すればクリア）を行う。
考えれば必ず勝てるように設定されているので、
ダメージを与える仕組みやカードの特性なんかを
理解し活用する練習のためのモードである。
絶対勝てるなら楽勝だぜ。

正直言って難しい。
ここでもうめげそうになった。
なんとか最初に出来るものは全てクリアしたが、
1ターンだけにも関わらず1つクリアするのに軽く10分かかった。
絶対に対戦したくない類の決闘者である。
まだ誰ともデュエルしてないのに。


さて、ここまできてようやく街に出る。
フィールド画面で決闘者を発見したら接近してデュエル。
最初には全く知らないモブキャラに遭うのかと思いきや、
登場したのは遊戯王界のヒロイン、海馬モクバくんだった。
ゲーム中でも可愛いぜなんて悠長なことを思いながらデュエルを開始する。

なんといっても初期デッキが弱い。
先述したように、ゲーム屋で貰ったとりあえず一通り揃っただけのデッキであり
じいちゃんの魂が込められていたりという素敵なオプションは存在していないので、
「出でよ我が最強のしもべブルーアイズアルティメットドラゴン！」
「伝説の竜たちよ、真の姿を現せ！」
「邪心ゲーの攻撃力は∞だ！」
なんて台詞が飛び交う例の世界の奴等のデッキに比べると驚きの弱さだ。
平気で攻撃力800とかだから困る。
いくらドローしても
「もしこれがまぼろしのしょうかんし、えぐぞでぃあのものならば！」
なんて展開も皆無だし。
どうしろって言うんだ。
自分も弱ければ相手も弱いので良かったが。
みんな大好きダイレクトアタック3連発で一応勝利を収め、
もう少し街をうろついていたら次は真崎杏子（16歳）に出会った。
勝った。嬉しいぜ。今日はこれで電源OFF。

ちなみに遊戯はここまでで一度も登場しない。