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去り行く一切は、比喩に過ぎない。
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大学に入ってから読んだまともな本
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Kampf für die Heimat!
2009/02/24(Tue) 23:57:02
妹が学校の図書館から本を借りてきました。
『図説 ヨーロッパの王朝』って本で、その名の通り
欧州各国の王朝の興亡がさっくりまとめられてる本なのですが、

 すでに述べたとおり、プロイセン王国が核となってドイツ帝国が樹立されたが、
 プロイセンといっても、現世代の多くの人々にはイメージが湧かないかもしれない。
 ここで簡単に付言しておきたい。
 日本は明治の近代化にあたって、法制から医学にいたる多くの面で
 ドイツをモデルにしたと一般に考えられているが、実質的には、
 ドイツというよりもむしろプロイセンであった。


(第1章『ドイツ』より引用)

……開始早々ごちそうさまです\(^q^)/
日独文化交流というよりむしろ日普文化交流だったわけですね、分かります。
まぁドイツんち(帝国)の北半分は実質プーの家(州)ですものね。
国内の一地方にしては大きすぎるだろ…

そんなプロイセンでしたが、WWI後にはまずポーランドが独立、
更にWWII後、領土割譲と同時に、連合国の
“プロイセンはドイツ軍国主義の根源”
との歴史的根拠のない言い掛かりでドイツ地図から抹殺され、
また公にこの名称を使用することも禁じられてしまったため、
名実ともに消滅することに…なって…しまいました……泣けて…きた……

でも近代国家としてのドイツの誕生はプロイセン抜きには語れず、
ましてドイツ国民のアイデンティティからプロイセンを抹殺することなど
不可能であるのは言うまでもない。
ってこの本には書いてあった。
つまり国≒国民の意識の集合体ととるなら、プーは今でもそれこそドイツんちで
悠々自適ライフを送っているわけで、それで。
とりあえず東西仲良くしていてくれれば私は幸せです。
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